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ミミズの神秘への挑戦

ルンブルクスルベルスとは、欧米原産の赤ミミズの学名で、日頃田畑でよく見かけるミミズとは違う種類です。
学名の「Lumbricus Rubellus」の頭文字をとって「LR」と表現される事もあり、食用として摂取するために乾燥粉末化させたものを「LR末(エルアールまつ)」と呼びます。
しかし、赤ミミズを粉末化したものがすべて「LR末」の称号を得るわけではありません。

ルンブルクスルベルス末、LR末、LR、LR(ルンブルクスルベルス)末、ミミズ乾燥粉末、エルアール末など、表現方法は色々あり、「ルンブレン赤龍宝」で使用している「LR末Ⅲ」は、衛生管理が徹底された専用施設で養殖し長年の研究知識と特許技術を用いて安全に粉末化され、専用のラベルや表示をしています。



ミミズは4億年前から生存

ミミズが、地球上に現れたのは4億年前と言われています。人類は約400年前と言われておりますので、人類の100倍以上前から生存し続けていることになります。その間の地球上の変化にも適応して生存し続けて来た訳です。
もともとミミズは自然界で土中のバクテリアが有機成分を分解したものを餌として食し卵を産み両生類の特性を生かし繁殖をして来ました。
ミミズは13科3000種類以上あり、日本には400種類ほど生存が確認されております。その中でも最も集団飼育に適しているミミズの種類が「ルンブルクス・ルベルス」
LR (Lumbrics rubellus ) (赤ミミズ科)で欧米が原産地のミミズです。近年では多様な使用目的に合った養殖方法で繁殖を繰り返し、大量養殖が可能となりました。
元来ミミズは土中のバクテリアの助けで有機物を分解して貰い、それを餌として食べ、バクテリアはミミズの表皮より出るホルモンが好物です。蟻とアブラムシとの関係のようにミミズとバクテリアは共存共栄の関係にあります。その生態の仕組みを養殖場に再現することで、自然界より良い環境で養殖するのです。

新・ミミズ食品LR末Ⅲ

(有)輝龍では「新・ミミズ食品LR末Ⅲ(SK末)」を生産するにあたり、養殖業者から購入するのではなく、完全に独自の養殖方法で養殖し、生ミミズを粉末化することで生まれました。ミミズは漢方薬として5000年前より(地龍・ジリュウ)と呼ばれ重宝されてきました。このミミズの持つ神秘の素晴らしい力を科学的に解明するためにミミズの養殖法を開発し、生ミミズから粉末加工まで一貫生産に至ったのです。

酵素力価4倍 第3世代LR末Ⅲ

与える餌・養殖場で使用する水・温度・湿度が年間を通じて同じ環境で養殖されたミミズを粉末加工することで再現性の高い製品になり成分が均一した粉末の製造に成功しました。また素晴らしいことに、この新製法を採用した結果、従来品より酵素力価が4倍になることも実験で証明されました。力価を順にすると、第1世代LR末は480ミリグラム/日。第2世代LR末は240ミリグラム/日。第3世代LR末は120ミリグラム/日。と飛躍的に高く成りました。

特許取得 第4886017号

殺菌方法も常識では考えられない120度の高温で酵素力価を落とすことなく殺菌することにも成功。特許も取得しました。(特許取得 第4886017号)この繁殖方法こそ40年間の研究成果を反映した「養殖(繁殖・飼育)から粉末加工まで国内唯一の一貫生産システム」です。このシステムで生産された製品が「LR末Ⅲ(SK末)」です。

ミミズ飼育の苦労

ミミズの養殖には飼育施設において天敵であるモグラの被害から守ることや、ミミズの逃亡を防ぐこと、更には飼育効率を高めるため機械化するので、コンクリート張りの床が必要となります。こうなると自然界での土中バクテリアとミミズの関係ではなくなり、堆肥化された餌に含有しているバクテリアとの関係になります。堆肥の元となる有機物の農薬の汚染が少なからず影響しますし、バクテリア菌数の減少による分解能力の低下で時間もかかり広い場所の確保やミミズの旺盛な食欲を満たす餌の生産にも影響するので、繁殖力の低下にも繋がりかねません。

繁殖への試行錯誤

試行錯誤しながらも、今までにない繁殖方法で試みた結果、ミミズとバクテリアとの関係をより強くするため人工的に土中バクテリア菌を培養。バクテリアの菌数を多く含有する液体を製造、適正量を有機物と混合することで以前より分解能力が高まりました。その結果、短時間で餌を生産することが可能となりミミズ養殖の難点である場所・時間の問題をクリアすることが出来ました。この方法により従来の孵化して4か月後に卵を産むという期間も短縮することが可能となりました。

抗酸化水としての活用も広がる

有機物をバクテリアで分解すると気体と液体に分かれます。その液体は抗酸化力を有する抗酸化水として活用できます。
除菌・殺菌に優れる抗酸化水を適正濃度に希釈し散水用の水として使用すればミミズ自身の体液に抗酸化作用が現れるのです。また粉末加工での洗浄水等に使用することでミミズと作業床の除菌・殺菌にもなり安全性の高い作業環境になります。

安定した養殖が可能に

ミミズの養殖の最大の課題は餌の確保です。従来の餌に使用する有機物は、ある程度時間がかかり堆肥化できる量も限られていました。今回の方法を用いることによりミミズが自然界で捕食していたものが餌として復活することができました。また餌として使用できる量も増え、安定した養殖が可能となりました。